ユーロ・ジャパン・コミュニケーション社は、35年以上にわたり、日本とデンマーク両国の架け橋として、さまざまな分野のさまざまな形のコミュニケーションを担ってきました。

デンマークは、幸福度が世界トップクラスの国、人をたいせつにする福祉先進国、すき間産業やグリーン産業で国際競争に勝ち抜く活力ある国として、そのユニークな存在が世界的に注目されています。そこから日本が学べることは、具体的なシステムやテクノロジーだけではありません。むしろ目に見えにくい部分、たとえば、社会の価値観や人びとの生き方・はたらき方・老い方、コミュニティーと人との関わり方、ヒューマンリソースの活用のしかたなどに、貴重なアイデアがたくさん潜んでいます。

半世紀にわたるデンマーク生活と、日本・デンマーク二国間ビジネスの経験を活かして、21世紀の日本社会できっと参考になると思われるアイデアやメッセージを、これからもさまざまな形で、日本へ発信していきたいと思います。
小島ブンゴード孝子(コジマ・ブンゴード・タカコ  Takako Bundgaard)
東京生まれ。1972年学習院大学英文科卒。1973年デンマーク人ブンゴードと結婚。2女の母。在デンマーク日本大使館や日本関連企業勤務を経て、1983年にユーロ・ジャパン・コミュニケーション社設立。
これまでにしてきたこと
会社設立以来、長年にわたり、主に下記の分野における両国間の通訳・翻訳・コンサルティング業務にたずさわりました。
手がけた
   ジャンル
福祉・医療・教育・政治・行政・労働・ビジネス・市民活動・環境・法律・学術・文芸など
手がけた
   産業分野
医薬/医療機器・工作/精密機械・バイオテクノロジー・酪農/畜産/加工食品・家具/デザイン
造船/海運・エネルギー・メディア・ITなど
そして25年ほど前からは、日本とデンマークを往復しながら、福祉・医療・教育・子育て・男女参画・ワークライフバランス・ヒューマンリソース・ライフクオリティーなどをテーマとするさまざまなメッセージ発信活動に取り組んできました。
日本各地での講演・セミナー活動
日本に向けての執筆活動
デンマークでの日本人向けテーマ研修コーディネート
2010〜2018年 佐久大学信州短期大学部 特任教授
これからのこと
2020年に発生したコロナ・パンデミックは、世界中の人々の暮らしを一変させ、またこれにより、国境を超える人々の自由な行き来が大幅に制限されました。この前代未聞の事態を体験したことで、今まで誰もがあたりまえにおこなってきた人と人との直接的なコミュニケーションのたいせつさが再認識されましたが、それと同時に、遠距離(オンライン)コミュニケーションや情報発信も急速に普及しました。

これを一つのターニングポイントととらえ、これからは、現地での直接的なコミュニケーションとオンラインによるコミュニケーションの二本立てで、よりダイナミックな[交流の場作り]と[発信]を試みたいと考えています。また今後は、シニアライフ・高齢者ケア(やさしい介護など)・ジェンダー(女性の生き方・はたらき方)・教育を中心に展開していきます。
日本における講演活動
デンマークと日本を結ぶオンライン講座・勉強会
日本に向けての執筆活動